自分を見る機会

富山は初雪が降ったようですね。
家からかげみつの写真と動画が送られてきて
初めての雪ってどんな感じだったんだろう?と想像しました。

この年になると、初めてのことも少なくなりますが、インドに来るとそうでもなく

(そう来たか~)と怒りを超えて驚いたり感心したりすることがたくさんあります。

今住んでいる家は、こちらではかなり裕福なお家で、一昔前のゴージャスな造りです。
部屋は適度に広く、天井も高く、窓からは公園の大きな木が見えて日差しも風も入るので、ふとするとずっと部屋にいてしまいます。
神通50に似ている(笑)
そうすると、ああ、わたしは、木が見えて、風を感じて、ある程度の広さのところが一番好きなんだなとわかります。

苦節7年、ようやく、トムとジェリーも、Gも、ムカデも冷蔵庫を勝手に消す大家さんもいない、素敵なところに滞在できています。

ルームメイトは、台湾の子2人とインドの人1人。
台湾の子は同じシャラなので、たくさん話すし、ごはんも一緒に行きます。
わたしもこれまでの台湾のイメージは、日本人に優しくて、一番日本人に似ているかな?というもの。
でも一緒にいると、もっとアグレッシブで自己主張がはっきりしていることがわかりました。
ある程度人によって違うけれど、まだ香港の人の方が日本人っぽいかな。
台湾の人は強いです。意見がしっかりある。決断も早い。
お店の料理の味が気に入らないと、調味料を頼んでどんどん変えちゃったりとか、ひやひやすることもあるけれど。

そして、もうひとりのインドの人は、アメリか在住でヨガの勉強でマイソールに来ている人。
知的で、優しくて、いい人なんだけど、やはりベースが日本と全然違うので、驚くような行動をする。
一番びっくりしたのが、同じ家をシェアしてるのに、便利だからともうひとつ部屋を借りたりこと。
お金のこともあるけど、部屋ってそんなにいる!?みたいな(笑)
結局今はそこにスイス人の有名そうなヨガの先生が来ていて、彼女もとてもはっきりものをいうので
また家の雰囲気が変わりそうです。すごーく美人で、部屋を見に来るのになぜか関係ない男の人が二人もついてきていました(笑)
きれいな女性に優しいのは全世界共通かな?

こうなってくると、いつもの当たり前は全然通用しません。
他のシャラに通う人もいるので、私たちが午前2時に起きて3時にシャラに行くというととても驚かれます。(当たり前か!)
ヨガを習いにマイソールまで来ているのに、シャラート先生の名前を知らない人もいます。
さすがに、パタビジョイス先生(シャラート先生のお爺さん)の名前は知っていますが
そうなると、マイソールってアシュタンガだけじゃないんだなと思わざるを得ません。

そもそもは、マハラジャ(王様)が、身体が弱く、ヨガをやって健康になったことからヨガを守ろう!とサポートしてきたと聞いています。
王族の方から聞いたので、間違いないと思います。
なので、いろんなヨガのシャラができてきても不思議はないのかも。

先日のカンファレンスのシャラート先生によると今マイソールには500くらいのヨガスタジオがあるそう!
6年前は200って言ってたので、かなりの速度で増えています。
うちの半分くらいの広さのところでティーチャートレーニングをやってるスタジオもあり、むむむ~と思ところがたくさんあります。

先生も、1カ月のティーチャートレーニングを受けても、ヨガは知識の積み重ねだから、意味がない。
10年やってもまだ十分じゃないのに、なんで1カ月で教えることができるのか、考えた方が良い。
うちの正式指導者が、そこの先生に質問をしたら、たぶん答えられないと思うよ。と言っていました。

こう言われると、ああ、もっと勉強しよう!と思います。
先生の期待に応えたくなります。

今回は、レッドクラスでもチャンティングでも(自分に余裕があるなあ)とわかるようになっています。
この変化を楽しんでいきたいです。