マイソールマジック?

今朝シャラに行くと、わたしのいつもの場所にキノ・マクレガーさんがいました。
その隣にいた子は明らかに動揺していて、わたしに(どうしよう?)って目で訴えかけてました。
キノさんはとても有名なアメリカの先生でいち早くYouTubeでヨガを教え始めた人です。
わたしが参加した最初の年に、シャラート先生がビザの更新でどうしてもクラスに来られず、代行で先生をしたのがキノさんでした。
その時に魔法みたいにすごく柔らかく簡単にマリーチDのアジャストをしてくれたことを覚えています。チャクラーサナの指導法も彼女のやり方を参考にしてこれまで教えて来ました。
なので、隣での練習は光栄であり、ちょっと緊張もします。

とりあえず、いつも遅れてくる人の場所がなくなるけど、それはその人の問題なので、わたしはキノさんの隣にマットを敷きました。

おととい、昨日は能登と富山の皆さんのために祈ろうと思って練習しました。今日は気持ち良い呼吸をしようと寝る前から決めていました。

マイソールに来てからわたし自身は、胸椎、骨盤、脚の骨が動き出して、自分のカラダが段々と前のカラダに戻っていくのかな?という気がしています。

キノさんはやはりエネルギーがぐるぐるしているのが練習中にわかりました。でも、たぶん時差がすごくあるので少しつらそう。
そうかー、キノさんでも練習がつらいことがあるのか!と
当たり前のことなのになんだかほっとしてしまいました。

隣の人にぶつからないように横に転がるアーサナをしていたら
先生から「かかと!リナ、かかとも閉じなさい」と注意されました!

そう、今日は更に骨盤が動いて脚が言うことを聞くようになってきていたから、かかとを閉じることができたんです。
つい、いつものやり方でやってしまいましたが、できるのにやってないと、やはり先生に注意されます。

膝をつくポーズはだいぶ安定してきたものの、欲を出すと感覚がなくなるので、そーっとそーっとやっています。欲張るとまたきっとけがをするので。

今日のバッグべンドには、先週一緒にランチに行った、友達が来てくれました。ヨガ歴30年以上、先生歴25年。
男性の方なのだけど、本当にソフトでソフトで
そばに来てくれただけでリラックスするのです。4年前に来てもらうはずがコロナでダメになったので、今年こそ富山に呼びたいと思っています。

大丈夫?できる?
できます!やります!
と答えて、降りる前にもう(今日は大丈夫だな)と確信しました。
降りる途中で、ささっと背骨を触ってくれて、バキバキと音がして(笑)さらに胸が開きました。
初日にシャラート先生にやってもらった整体の続きみたいでした。
降りて、少し歩いて、無理せず起き上がりましたが、
初日と同じように(この分ならキャッチできるようになりそうだな)と思えました。

終わって立ち上がって、フィニッシングに行こうとして
(あれ?)全然どこも痛くない!
なんならさっきより数倍心地好いことに気が付きました。
本当に好い状態でバッグベンドできるとこうなるのは知ってましたが、ここまでいい感じになったのは久しぶりでした。4年ぶりくらい!

おとといから、ケガをしてずっと感覚のなかった右足の外側に感覚が戻り、色んなことが、やりやすくなってきています。
人間の身体は治ろうとするんだなーと改めて思います。

本当にマイソールに来られて良かったです。
先生にも友達にもたくさん助けられて、どんどん元気になっています。

マイソールマジックは、来たら自動的に起きるのではなく、それ相応の良い方へ向かう努力を続けると起こるのだと思います。