本質を探す旅☆彡
海外に移られた生徒さんから、オンラインで哲学を学びたいと連絡をいただき
準備をしていました。
大切な人にアドバイスするときどのようにするのが良いのか?と言った内容でした。
例えば、目の前で友達が怒りだしたら、皆さんはどうしますか?
泣きだしたら?
笑いが止まらくなったら?
どうしたの?と聞くでしょう?
何がそうさせているの?
どうしたいの?と。
本人は結構わかっていないことが多いのです。
いつも仲良くしている人が、急にひどいことを言ってきたとしたら
多くの人は傷つくと思います。
でも、問題は、言ってきたその人の方にあると思いませんか?
(何かあったのかな?)と考えます。
これは、自分の心と体に余裕がないとできません。
腰が痛いのに、人の心配までできないからです。
オンライン哲学では、こうして起きる問題を
ヨガの教え(スートラなど)で当てはまる部分を紹介して一緒に考えます。
他人は変えられないけど、ではどうしたらいいの?
ギーターにもたくさんヒントがありそうですよね?
私自身は、あまり苦労なく生きて来たと思っていましたが
ありました!やっと気が付きました!
他人を理解できない、不信感を抱く状態になったことがありました。
小学校2年から中学1年まで
「外人!」って言われることにへとへとになってました。
なぜそんなことを言うんだろう?言って何がしたいんだろうと思っていました。
だって、私が外人だろうが、ハーフだろうがあなたには関係ないですよね?
何か問題があるの?と。
最初は学校を休んだこともありました。
その時はただ、「学校に行きたくない」と言いました。
中学になって、新しい人と出会って、また「外人!」が始まった時に
母に相談しました。
すると母は「それは、みんなあなたが気になるの、好きなのよ」と言いました。
素直な私は、翌日、いつも顔を見るなり「外人!」と言ってくる男子に
「あなた、わたしのことが好きなの?」と聞きました。
彼は真っ赤になって、二度と外人と言わなくなりました。
ああそうなんだ、嫌な思いをするときって
自分じゃないところに原因がある時もあるんだなとわかりました。
それからは、常に本質を探すようになりました。
だれかが何か言ってくるとき、それは指標になります。
わたしの場合だと、例えば
外国人に偏見がある人は近寄ってきません(笑)
反対に、知り合って10年間一切
「あなたはハーフなの?」と言って来なかった友達もいます。
そういうところで、人間性が出てくるのだなとわかります。
本質を探すのはバンダと似ていると思います。
これだ!と思うものは違います(笑)
探した数だけわかるようになると思います。
もし、複雑で苦しいと感じる状況になったら、
ぜひ、シンプルに考え、行動してみてください。
きっと、本質が見つかりますよ!
※4歳くらいのわたしです。
日本人ぽくないと言えばそうですかね(笑)