良い質問とわるい質問

ワークショップの際に、
なるほどなと思ったことがあったのでシェアします。
クラス内での質問のことです。

いつも、「質問してくださいねー」と言っても
なかなかできない方が多いと思います。
なぜでしょうか?考えてみたことはありますか?

反対にすぐ質問できる人もいます。
なぜでしょうか?考えてみたことがありますか?

無理に質問をする必要はありませんが、
じゃあ、なんで座談会に参加したの?となります。
与えられるばっかりでいいのかな?

反対に、質問がすぐ出る方は
「わたしばかり質問していいのかな?」となりますよね?

誰かの個人的な質問は、
その場にいる誰かの役に立つことが多いです。
ものすごく個人的になった場合は、
先生が止めると思います。
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で、ここからが本題。
ワークショップで
クラスが終わってから質問する方が何人かいました。
それってクラスの内容についての質問でしたか?

白黒はっきり!は難しいですが、
自由時間に、クラスと関係のない個人的な質問をするのはよくありません。
雑談のつもりだと思いますが、
先生の経験や能力を使って答えてもらうのは、
フリーではありません。

この場合、
「自分の個人的なことをクラス時間に話すのは申し訳ない」
という考えをなくした方がいいかもしれません。

また、「みんなの前で個人的なことを話すのは恥ずかしい」と思う方は
プライベートクラスを予約して
ちゃんとお金を払って話を聞いてもらうこともできますよ。

☆自分の為だと思ってクラス時間に質問したけれど、他の人のためにもなっていた。
★他の人のためだと思ってクラス後に個人的なことを質問したけれど、自分のためだった。

クラス時間に質問せずに、
先生の自由時間を自分の為だけに使ってしまい、
その対価も支払っていないということになります。
この差は結構大きいです。

通常クラスでは、そこまで神経質になる必要はありませんが

ワークショップでは、
厳しい方は、「それはクラス中に質問してください」と言われますよ。
パティ先生のときもこの点に触れたと思います。

今回、生徒さんについて、
アーサナの練習ではほめられることが多かったですが、
質問に関しては公私の区別ができてない点を指摘されて、
そのとおりだなと納得できました。

これもまた毎日の練習ですよね。

急に崖から飛び降りたりせずに(笑)
少しづつ、自分をヨガの枠に合わせていってくださいね。

片山リナ